今回は、予告通りに「パターン転写編」です。
前回までにパターンは作成済みなので、このパターンを基板に転写します。
ネットを調べれば色々なるのですが、自分はこの方法でやってます。
道具は
・レーザープリンタ HL-L2365DW 随分と安くなったよねー
・普通コピー用紙 A4
・PCB ヒート伝達ペーパー
・アクリルカッター
・定規
・耐水ペーパー #600
・ラミナーター A4 LTA42E
・拡大鏡
まずは、ガーバーデータをレーザープリンターに出力します。
この際、ミラー印刷を選ばないと大変な事になりますので注意してくださいね。
最初は普通に印刷。どっちから出てきたかちゃんと覚えてくださいね。
印付けるといいかもです。
次にパターンと同じ場所に黄色い用紙をテープで固定しますが、この際表のツルツルの方にトナーを付けますので、向きを間違えないで!
左のツルツルが外に向くようにセットし、テープで固定してください。
もちろん、印刷機を通るので先に通る方を固定ですよ!
で、プリンターにセットしたらまた同じように印刷。
すると、
こんな感じにトナーがくっつきます。
このトナーを基板に転写する訳なんですね。
では、その前に基板を適当な多きさにカットします。
定規とアクリルカッターを駆使し、最後はボキッと折る。
バキッと折ったら、お次は基板の油脂、汚れを取る為に耐水性ペーパーで綺麗に基板を磨きます。
適当に磨いて少し艶やか、小傷だらけになったら、
いよいよ転写です。
基板に先ほど印刷した黄色の紙をセットします。
間違っても、パターンが見える位置でセットしてはダメですよ!
次に温めて置いたラミネーターに通します。
これは状況によって回数は変わってくると思います。
自分は2回通して少し残るようならもう1回、都合3回位でやってます。
今回は2回で綺麗に転写出来ました。
この写真では判り辛いですが、よく見ると、トナーが薄い場所があったりします。
このままエッチングしてしまうと、パターンが切れる可能性もありますので、マジックで綺麗に補修します。
虫眼鏡有った方がいいですよー。
自分老眼入って来たので細かい作業は拡大鏡使ってます。
と、ここまで出来たらパターン転写は完成です!
次は「エッチング編」へー